エブリスタはDeNAとNTTドコモとの共同出資企業が運営する携帯小説や漫画の投稿サイトです。
大手企業がバックボーンにいるだけあって、少年ジャンプやヤングマガジン、別冊フレンドなど有名な雑誌を刊行している出版社と協業して、様々なジャンルで書籍化や漫画化の機会を与えるエブリスタ小説大賞を開催しています。
またエブリスタでは、書いた小説や漫画を有料で販売出来る機能もあります。
1話(最大40ページ)を40~120円(エブリスタ図書券40枚~120枚)の間で値段をつけて販売でき、作者は作品売上の49%を印税として受け取る事ができます。
そんなエブリスタの特徴をさらに詳しく解説していきたいと思います。
エブリスタの特徴
エブリスタで人気のジャンル
人気のあるジャンルは、中高生向けの恋愛小説から大人向け恋愛小説、BL恋愛小説と女性向けの現代恋愛ものです。さらに映画化した『王様ゲーム』や、アニメ化やドラマ化した『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』などのように、ホラーやミステリー小説も人気があります。
小説家になろうやアルファポリスなどのように、異世界を舞台にしたファンタジーや恋愛小説より、現代を舞台に恋愛やホラー、ミステリーを含んだ小説を書きたい方におすすめです。
エブリスタに投稿する4つのメリット
・他の作家と横のつながりを求める人
・自分の作品を書籍化したい人
・小説で稼ぎたい人
エブリスタは携帯小説サイトなので、1ページ1000文字までしか投稿できません。なのでパソコンで投稿したり読んだりするより、携帯やスマホの方が使い勝手が良いです。アプリで投稿できる機能もあるようなので、入れておくと便利かもしれません。
エブリスタには、サークル機能というものがあります。会員専用の交流の場みたいな感じです。
応援したい作品に★を入れることができ、それが一定数集まると(★スター数:50・100・200・500・777・1000・2000・3000・5000・7777・10000・以降+10000ごと)みんなの注目作品にのります。
★をいれてもらえればそれだけ人気のある作品という事で、新作ランキングや注目ランキングに載る確率も上がります。
つまり、横の繋がりがある方が絶対的に有利となります。
エブリスタは大手企業のバックボーンがあり、有名出版社とよく協業してエブリスタ小説大賞を開催しています。
コラボ出版社から書籍化のチャンスを最大限に提供しているといううたい文句通り、受賞作品はひとつとは限りません。良い作品は何作品でも書籍化されるチャンスがあります。
さらに賞を逃しても上位100位以内の作品には、エブリスタ編集部より選評がもらえます。自分の作品のどこが及ばなかったのか、プロの編集さんに教えていただける機会があるのはエブリスタだけです。
もう一つ、忘れてはいけないエブリスタの最大限のメリットは自分の作品を販売できる所です。
小説を投稿してお金に変えれるサイトは、このエブリスタと投稿インセンティブ制度のあるアルファポリスくらいです。(アルファポリスについて知りたい方はコチラをご覧ください→アルファポリスの投稿インセンティブでいくら稼げる?)
値段設定も1話(最大40ページ)を40~120円の間で自分で決めれます。売れれば売れる程利益になる小説投稿サイトは、エブリスタだけです!
エブリスタに投稿する4つのデメリット
・細切れに投稿するのが苦痛な人
・あまりコミュニケーションを取りたくない人
・小説の表紙を準備できない人
携帯小説の特徴として、文章の間によく余白を入れる風習があります。詰まった文章に慣れている方は、投稿する際に少し抵抗を覚える可能性もあります。
こちらの読者の方はその余白に慣れているので、詰まった文章を投稿すると嫌煙される可能性もあります。郷に入っては郷に従えという言葉もありますので、それが苦手な方は『カクヨム』の方が良いかもしれません。
1ページ1000文字までの制限のあるエブリスタでは、必然的に細切れ投稿するしかありません。パソコンで作業をする人にとっては、結構煩わしい作業だと思います。
新規投稿者の場合、新着更新情報で読者を集めて新作ランキングにのれなかったら、埋もれてしまう確率が高いです。
横の繋がりがあれば、他の方にその作品をマイリストで紹介してもらえる可能性もあります。なのでコミュニケーションを取るのが億劫な方は、苦戦を強いらされる可能性があります。
またエブリスタのランキングを見たら、ほぼ表紙をつけられています。華やかな表紙があればそれだけで目を惹きます。あるかないかで、その作品に対する印象も変わってきますので、出来れば用意した方がいいと思います。
まとめ
エブリスタで人気なのは、中高生向けの恋愛小説から大人向け恋愛小説、BL恋愛小説と女性向けの現代恋愛小説です。
携帯小説投稿サイトなので、1ページの文字数は1000文字までと限られており、携帯やタブレットなどのモバイル機器で執筆している人には向いているサイトだと思います。
また大手企業がバックボーンについているので、書籍化にかなり力を入れてあります。
自分の作品を販売できる機能もあるので、売れれば自作小説を現金化することも可能です。
ちなみに私は、会員登録はしていますがエブリスタで小説を投稿した事はありません。
会員になると、毎日一話、有料で販売されている作品が無料で読めます。日にちさえかければ、無料で全て読むことが出来ます! それが目当てで登録しただけなので、こちらのサイトでは読み専です。
読者の目線からみたエブリスタの良い所は、ランキングが分かりやすく親切な所かなーと思います。すべての作品、完結作品、新作作品、短編作品、急上昇作品のランキングがワンクリックで見れます。検索条件を選んで、選んで、検索という面倒な作業が要りません。
親切 イズ ザ ベスト! ということで、私的には見やすくて便利な小説投稿サイトです!
サイト名:エブリスタ
サイトURL:https://estar.jp/
この記事のトップ画像は「エブリスタ」トップページのスクリーンショットをお借りしています。