小説投稿サイト『ノベルバ』印税プログラム参加申請受付中です! 単価は1PV=0.1円?!

ノベルバ

ノベルバは2015年12月に創設された比較的新しい小説投稿サイトです。

ランキングをのぞくと、人気ジャンルは男性向き異世界ファンタジーという印象を受けます。

元々はアプリからの出発のようで、ノベルバの公式アプリ「ノベルバ-小説をかけて読める無料アプリ-」は人工知能を活用した小説のおすすめ機能や、小説更新情報のプッシュ通知機能など、読者から多くの支持を集めているようです。

特におすすめ機能は読みたい作品と似た傾向の作品を自動で集めてくれるので、読む方としてはかなり便利です!

中々色んな小説投稿サイトをはしごして読むのは大変です。その煩わしさを見事に解消してくれており、読者側としてはかなり良いアプリだと思います。

ノベルバさんの見解として……

「小説投稿によるエコシステムを作る必要があると考えており、YouTubeにおけるYouTuberのように、novelbaに小説を投稿すれば投稿者は収益を得られ、それだけで生活していけるnovelberを生み出していき、読者には無料でクオリティの高い小説を提供し、作者には投稿して小説を読んで貰えれば収益を得られる”場”を提供していきます」

出典:株式会社ノベルバ公式サイト(https://www.wantedly.com/companies/itk/info)より引用

インセンティブ制度をとっているアルファポリスの対抗馬として、これからに期待という所です。

ただ現状として、ノベルバ自体に作者を集めきれておらず、小説家になろうやカクヨムから、アプリ上で勝手に作品情報を取り込み、閲覧できるようにしてあるのがノベルバのアプリです。(以前はアルファポリスも読めましたが、管理者側からの要望で非表示になっていますが、作品情報ページだけは残ってます)

2018年3月21日現在の投稿数

小説家になろう(645,586件)

カクヨム(110,561件)

ノベルバ(7,583件)

75万作上の作品が完全無料で読み放題のうたい文句は、作者の知らない所で勝手に取り込まれた大多数の他サイトの作品によりなり立っています。

本当に作者に収益を還元しよう考えているならば、同意なく勝手に取り込むのは正直いかがなところかなと思います。

ノベルバのアプリ上で勝手に取り込まれ、ブックマークされ、評価され、コメントされても、大多数の作者の元へそれは届きません。

注意
アップデートにより、ノベルバ以外の作品へのコメントは今現在出来なくなっています

そんなノベルバさんでは今、アプリ上で「ノベルバ印税プログラム」のテストユーザーを募集しています。

具体的な印税については書かれてませんが、申し込んだ作者の中からノベルバでのPV、人気度、ユーザー滞在時間、更新頻度などを考慮して、順次ノベルバ申請プログラムへメールで招待の声掛けしているようです。

他サイトに投稿している作品でもノベルバ印税を受け取ることが出来るようなので、小説家になろうやカクヨム、アルファポリスで小説を書いておられる方は、一括取り込み機能もありますので、参加は簡単みたいです。

ノベルバは今後、小説投稿者への報酬プログラムを2018年中に開始すると宣言しています。

このテストが成功すれば、正式なサービスとして印税制度が導入される事でしょう。

悪い点も良い点も含めて、これからの小説投稿サイト「ノベルバ」を応援していきたい方は、是非活用されてみて下さい!

 

追伸 4月20日現在、小説家になろうの方で正式的にノベルバアプリに対する抗議の発表がありました。

それを受けて、ノベルバのアプリの方で「リンク紹介機能」が終了するようです。

試しに一括取込み機能でノベルバに投稿していた自作品がどうなったかなーとアプリを開くと、そのお知らせが出てきました。

2018年4月25日を目途に「ノベルバ」の「リンク紹介機能」が終了するようです。

これにより、うたい文句の75万作以上の作品情報のうちの約9割が削除されます。

広告塔を失いノベルバさんは苦境に立たされるかもしれませんが、正しい形に戻るだけなのでそこは仕方ないかなってのが個人的な感想です。

元々が他の小説投稿サイトで掲載していた作者さん達に対して配慮が欠けていたアプリでしたしね。

これを良い機会に、健全な小説投稿サイトととして再出発をはかってもらいたい所です。

ちなみに、ノベルバの印税プログラムですが、Twitterや5chなどで調べると3人の方が試験的に印税を受け取られているようです。

Twitterの方で収益報告されている方の情報によると、1PV=0.1円の計算で印税が支払われているようです。

一月に1万円以上稼がれている方もいるようで、書籍化作家さんが続々とノベルバに参入しているとのこと。

私自身この記事を書いた時に、試験的に自作の「悪役令嬢は隣国で錬金術を学びたい!」を一括取込み機能を使って申請してみたものの、何のお返事も来ません(苦笑)

更新頻度なども関係しているようなので、もしチャンレンジしてみたい方が居るならば、一話ずつ地道に投稿した方が可能性はあると思います。

クローズテスト的なプログラムなので、実際に印税を頂くのは中々の狭き門みたいです。

 

追伸

2018年7月4日現在、正式にノベルバさんが報酬プログラムの一般受付を開始しました!

誰でも規約さえ守れば申請出来ます!

詳しいことはこちらの記事(ノベルバ報酬プログラムが一般登録受付開始です! 印税は1PV=0.1円)に書いておりますので、是非ご一読下さい。

サイト名:ノベルバ

サイトURL:https://novelba.com/

この記事のトップ画像は「ノベルバ」トップページのスクリーンショットをお借りしています。

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